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コラーゲン技術研修会

since 1980

抗Ⅳ型コラーゲンNC1抗体

K35mono  抗NC1モノクローナル抗体

容量: 50 µl

本質: 抗NC1モノクローナル抗体 (12D、マウス由来)

形状: 溶液 (凍結)

保存: 長期-70 ℃(-20℃可)

抗原: ウシ腎糸球体タイプⅣコラーゲンNC1

溶媒: PBS

防腐剤: 添加無し

特徴

本抗体は腎糸球体基底膜(GBM)を構成するⅣ型コラーゲンの非らせん部位 (NC1:Noncollagenous domain)を認識します。

間接的免疫組織染色では健常腎や回復腎を染色せず、障害腎を染色します。

世界唯一の特性をヒトとサルで確認しました。

K35mono抗NC1モノクローナル抗体による間接的免疫組織染色

IgG腎症

IgA腎症に対するK35mono抗NC1モノクロ抗体

K35mono抗NC1モノクローナル抗体

IgA腎症に対する抗ヒトIgG抗体

抗ヒトIgG抗体直接的免疫染色

微小変化型ネフローゼ

ネフローゼ症候群に対するK35mono抗NC1モノクロ抗体

K35mono抗NC1モノクローナル抗体

微小変化型ネフローゼに対する抗ヒトIgG抗体

抗ヒトIgG抗体直接的免疫染色

横山司甫他:タイプⅣコラーゲンNC1領域(NC1)に対するモノクローナル抗体(12D)の特性. 医学と薬学53(3):335-341, 2005

・凍結腎臓組織

(OCTコンパウンドに包埋,ドライアイス・アセトンあるいは液体窒素を用いて急速凍結、-80°保存)

・抗体;

一次抗体 抗NC1モノクローナル抗体

二次抗体 ローダミン標識抗マウス抗体

 

染色手順

1)クリオスタットで凍結切片を作製

2)風乾後、アセトンで5分間固定

3)リン酸緩衝液で洗浄

4)一次抗体で室温2時間反応*対象染色として希釈液を使用

5)PBSで洗浄

6)二次抗体で室温1時間反応

7)PBSで洗浄

8)グリセリンで封入して観察

 

その他

1)対照染色として抗ヒトタイプⅣコラーゲン

 K34POLY ウサギ由来、コラーゲン技術研修会製、抗原はヒト胎盤由来を使用すると、正常腎・障害腎共に染色

2)その時の二次抗体には蛍光標識ウサギ抗体を使用 

関連製品

「K35 NC1」ウシ腎糸球体タイプⅣコラーゲンNC1

  *腎炎モデル作製用 世界初のサル腎炎モデル作製に使用

「K36 抗NC1抗体測定キット ELISA」 サル、ヒト用

  *腎障害度の研究に世界初のキット化

 

・「K79H」ヒト用、「K79L]動物用

  *タイプⅣコラーゲン測定キット

 

「K11 コラゲノキットCLN100」

  *コラーゲン(MMPs)活性測定試薬

  

「K21MATU 蛍光標識コラーゲン」 Pat. P.

  *高感度ザイモグラフィーの基質に使用。従来ザイモグラフィー比10倍の感度と染色廃液無し

 

「K41」「K42」タイプⅡコラーゲン

  *リウマチ関節炎モデルの作製に

  **1981年世界で最初に製品化

    各種由来有り(ウシ、ニワトリ、ブタ、サル、ヒト、ラット)

 

・「K71」ヒト用、「K72」ラット用、「K73」マウス用

  *抗タイプⅡコラーゲン抗体測定システムELISA

文献

Jpn. J. Med. Pharm. Sci. 53(3)343-346, 2005

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